M.A.R.V.E.L.(マーベル)
デマンドコントロール換気システム


常に調理/待機が変化する業務用厨房において、最高水準の快適性と省エネをキープする、全自動の“デマンドコントロール換気システム”

デマンドコントロールの仕組み

いかにエネルギー損失を削減するか?
●用途
M.A.R.V.E.L.システムはキャプチャージェット™3テクノロジー製品(CJ-3キヤノピー、換気天井システム)に対応し専用設計された、インテリジェントなデマンドコントロール換気(DCV:Demand Controlled Ventilation)システムです。
 
M.A.R.V.E.L.システムは、排気風量と給気風量を同時に管理し、調理ゾーンの気流・風量バランスを最適に維持するように設計されており、1つまたは複数のダンパーやVAV装置を制御して給気を調整し、排気と給気のバランスを一定に保つことができます。
 
また、CJ-3キャノピー・換気天井システムにM.A.R.V.E.L.システムを組み込むことでさまざまな調理モードに対応し、厨房全体に必要とされるエネルギー消費を最小限に抑えながら、次のように快適性を最大限に高めることができます。
 
1.給気風量が大きく変化しても、最高レベルの快適性を確保する
2.置換空調方式を考慮し、空気質の向上と温度上昇の抑制を図る
3.調理排気と給気による乱流を抑え、排気効率を高める
  
 
キャプチャージェット™3テクノロジーを使用すると排気風量を35%低減し、M.A.R.V.E.L.デマンドコントロール換気システムを使用すればさらに44%低減できることが分かります。
つまり、キャプチャージェット™3テクノロジーとM.A.R.V.E.L.システムを組み合わせて使用することで、排気風量を従来のシステムと比べて約63.6%低減できることになります。
 
この結果からも、他業態(レストラン、商業ビルテナント郡、病院など)にキャプチャージェット™3テクノロジーとM.A.R.V.E.L.システムを併用導入すれば、大幅な省エネを実現できることが容易に想像できます。

M.A.R.V.E.L.の効果

M.E.R.V.E.L.システムは実際のファストフード店でもその実績が認められています。
通常キャプチャージェットテクノロジーによって厨房の適性排気風量は約30%カットできます。加えてM.A.R.V.E.L.のデマンドコントロールを行うことにより、今まで無駄に捨てていたアイドルタイムの換気風量を減らし、換気エネルギーを64%削減しました。
 

キャプチャージェット+M.A.R.V.E.L.システム(導入例) 従来方式と比較し、排気風量を64%削減。

 
 

M.A.R.V.E.L.の導入結果

 


右のグラフは、KVI1台の1日分の稼働における排気風量を表したものです。
M.A.R.V.E.L.導入によって達成した削減量は青色の部分です。
 
 

右のグラフは、6つのフード全てにおける5日分の排気風量を表したものです。
排気風量の平均削減率は約44%となります。

【条件】

【設置場所】 アメリカ
【店舗名】
ファストフードレストラン「Chick-fil-A」 ※レストラン形態では初

【フ―ド仕様】

キャプチャージェットフード×6台 (KVLタイプ、KVIタイプ)

【導入経緯】 
エネルギー効率と省エネ性の向上


【モニタリング期間】  
1週間
【導入履歴】
2001年 従来フードからキャプチャージェットフードへ更新      
排気風量 7,700m3/hから5,000m3/h (35%)削減 
                  
2009年 M.A.R.V.E.Lを新たに導入       
排気風量 5,000m3/hから2,800m3/h (44%)削減(時間あたり平均)
 
【調査結果】
キャプチャージェットフードのみ         
従来方式比  排気風量 平均30%~40%削減

M.A.R.V.E.L導入時        
従来方式比  排気風量 平均64%の削減
 

 
 
その他実績はこちら

システムの構成


M.E.R.V.E.L.システムによるデマンドコントロールは、業態や稼働時間の違う厨房に対してきめ細かな風量コントロールを可能にします。固定された風量調整のプログラムでは、実際の厨房機器の稼働状況とうまく合いません。マーベルは実際の稼働状況を温度センサーで監視し、独自のアルゴリズムで制御することにより、実稼働状況に見合った適切な風量調整を行うことができます。


M.A.R.V.E.L.システムの特徴

  1. M.A.R.V.E.L.システムとキャプチャージェット™3製品を組み合わせて使用することで、排気風量を約64%低減
  2. 調理モード(スイッチオフ、調理温度まで加熱、調理中)の特定機能
  3. 調理モードに応じて個々のキャノピーやエリアごとに、排気風量をリアルタイム制御
  4. 変化する必要排気熱量・静圧を調整し、排気ファンモーターの消費電力を常に最適化
  5. 給気ファン用のインバーターコントロール機能を備え、給排気バランスを制御可能
  6. 厨房に給気される新鮮な空気の加熱/冷却に必要なエネルギー消費量の最適化
  7. 柔軟性に優れているため、調理機器の変更に応じて、いつでも簡単に再設定可能
  8. ファンの台数に関係なく、キャノピーごと、換気天井ゾーンごとに各風量を個別に調整
  9. 自己調整機能(システム起動時に最大風量、最低風量を自動的に設定する機能)
  10. 排気ファンの手動オン/オフ機能
  11. 厨房内の温度と相対温度のリアルタイム制御(最適な快適性と衛生環境を実現)
  12. さまざまなデータレポーティング機能
  13. PCやスマートフォン、PDAとの接続機能(LON、イーサネット、SMS、赤外線通信、bluetooth)
  14. 防火対策機能(法的要件に従って開放位置または閉鎖位置に自動的に復帰するダンパーを装備)
  15. 他のハルトン製品であるCapture Ray UVテクノロジー・Pollustopエコロジーユニットなどとの完全な互換性を保証したHaltonプラットフォームを採用(HPKコンセプト)
  16. 施工後、実際の運用条件に合わせてハルトン専門技術者が微調整を行い使用開始
  17. (ハルトン社工揚にて厨房プランに合わせて初期設定後に出荷)